こちらの記事に辿り着いている方は、既に以下の記事をお読みいただいている方だと思います。
今回のその続きとなります。
もしまだ上記の記事をお読みで無い方は先にそちらを見ていただいた方が良いです。
二番目にしなければいけないこと。それは、、
結論から言うとそれは、「通行人への挨拶」です。
「また挨拶かよ!?」と思いました?そうなんです。挨拶なんです。
しかも今度はホントに普通の挨拶です。
やり方は簡単です。
店の中から窓の外を見て、店の前を歩く人に笑顔で会釈をしてください。
そして定期的に外に出て、不自然にならないように店の前をほうきで掃きながら通る人に挨拶。
窓を拭きながらでもいいです。
間違っても、何もせず挨拶目的で外に立ってるのはNGです。
よく営業活動として店の前で超笑顔で待ち構えて「こんにちは!」なんてやる人がいます。
それ、メチャクチャ怖いです。
そうでなく、極々自然を装って、田舎のご近所さん的な感じを醸し出しながらサラッと挨拶をする。
これが極意です。
通行人への挨拶が集客に繋がる理由
人は何を判断材料としてヘアサロンを選んでいるかわかりますか?
それは、担当美容師(理容師)の人間性です。
カットの腕でも店の雰囲気でも価格でもありません。一番は担当美容師の人間性なのです。
でも、人間性なんてホットペッパーやホームページじゃわからないですよね?
なので皆、価格や店内写真、美容師の顔写真、髪型例なんかを見て総合的に判断しています。
ただ、やはり一番気になるのは担当美容師の人間性。でもそれは行かないとわからない。なので初めてのお店は勇気がいるのです。逆を言えばそれがあるからお店を変えづらいとも言えるのです。
そこで、まず先にこちらの人間性を見せてしまおうというのが狙いです。
笑顔で自然に挨拶すれば、大抵の場合悪い印象は持たれません。
しかもあなたのお店の前を通る通行人は、自宅か職場が近くにある人です。
つまりあなたのお店のマーケット内の人。来てもらうべき人であり、お客として獲得できる可能性の高い人と言えます。
挨拶は究極のダイレクトマーケティング

自分のマーケット内の人で、尚且つ獲得できる可能性の高い人に直接働きかける。
これぞ正にダイレクトマーケティングの究極の形です。これを逃す手はない。
人は人間性に好感を持つと、その人に興味が沸いてきます。
そこで初めて、「このヘアサロンのスタッフさんなんだな。」と、あなたのお店に意識がいくのです。
できたら店内も見せたいから、換気をするフリをして入口を開けておきましょう。
そうして美容師の人間性や店内の雰囲気がわかってくれば、初回来店の不安や緊張はゼロに近づいていき、来やすくなるのです。
あとはキッカケを投げてあげれば来てくれます。
キッカケは例えば、黒板式の外看板を用意して手書きで、
「〇月〇日にオープンしました。正直まだお客様が全然いません^^;(店名)の一番初めのお客様になりませんか?是非是非お待ちしておりますm(_ _)m」
と書いて、電話番号も書いておく。
こうしておけば、既に何度かあなたが挨拶をした方から必ず予約が入ります。
まとめ
ヘアサロンが新規オープンして二番目にすることは、あなたのお店の前を通る「通行人への挨拶」です。
ただ、押し売りは厳禁。
この場合の “押し売り” とはつまり、先ほど話したように、挨拶の為に外に出て待ち構えて「こんにちは!」。これマジで怖いですからNGです。
極々自然に、田舎のご近所さん風にサラッと行ってください。