よくメニューに「オススメ!」とか、「店長オススメ!」なんて書いてありますよね。
確かに書くと書かないとでは、書いた方が注文率は上がります。
ただ、どうせ一言加えるなら、バカ売れする一言の方がいいですよね?
「そんなのあるのかよ!?」と思いました?
「早く教えろ!」と思いました?
ハイでは、
その一言とは、、
「バイトリーダーちゃんかなのオススメ!」
これです。
これでバカ売れです。
はい、すぐこれに書き換えてください。
一応、理由もお話ししましょうか?わかりました。
“ちゃんかな” が勧めると注文してくれる理由
これはバイトリーダーの加奈ちゃんが大人気だからではありません。
でも、店長がオススメするよりも圧倒的に注文率は高くなります。
なぜか?
これも顧客心理の話です。
まず人は、人の意見を参考にしたいのです。
自分よりも先にそれを試している人の意見を参考にしたいのです。
この場合、自分よりも先にこのお店のメニューを色々食べているであろうスタッフの加奈ちゃんが、たくさんあるメニューの中で「これが一番!」と言っているなら食べてみたい、という心理です。
それなら店長だって同じでは?と思うかもしれません。
でも店長ではダメです。
なぜなら店長は、お店サイドの人間だからです。
作っている本人に「これ食べて」って言われたら、何だか「他の理由もあるんじゃね?」と深読みしてしまいます。
でもバイトさんだと、お店の利益とか関係ナシに純粋にそれが美味しくて勧めていると感じるのです。
「口コミ」は最強の販促ツール
あなたもAmazonで体重計を買った時のことを思い出してください。
メーカーの説明に「コンパクトなのに体脂肪率も計れる!」とあっても、口コミで「体脂肪率がすぐに計れなくなりました。コンパクトでも壊れやすいです。おすすめできません。」とあったら買わないですよね。
逆に口コミに「これだけコンパクトなのに高機能だったので驚きです。この価格でこれなら大満足です。」とあったら買おうと思いますよね。
先ほどもお話ししましたが、人は第三者の純粋な意見を一番参考にするのです。
メーカーの立場など関係なしに、実際に買って試した純粋な意見を聞きたいのです。
そういう心理があるので飲食店メニューの場合、店長だと「メーカーの人」、加奈ちゃんは「消費者の口コミ」と受け取るのです。
どうでしょう。ご理解いただけましたでしょうか?
一応言っておきますが、、、
あ、わかっていると思いますが、そのまま「バイトリーダーちゃんかな」と書いてはダメですよ。
ちゃんとあなたのお店に実際にいるスタッフの名前で、そのスタッフにちゃんと好きなメニューを聞いてオススメしてください。