これは特に居酒屋系で有効な方法なのですが、本当に簡単なのにやっていないお店が多いです。
皆さんももしかしたら客として、知らずにこのサービスを受けているかもしれませんよ。
しかもそれを、お店の厚意だと思って受け取っていると思います。
これ本当は、「厚意4割、戦略6割」ってとこですかね。
小鉢サービス
何をするかと言うと、「小鉢サービス」です。
飲食に来ているお客様に小鉢を一つサービスで出すのです。
そうするとドリンク一杯頼んでくれます。
勘がいい人はもう気付きましたね。
「ありがとう」の気持ちで一杯ってことじゃないですよ。
小鉢サービスの手順

小鉢を出すタイミングは、飲みが進んで飲食の注文が止まってきた頃です。
居酒屋系だと、お腹はいっぱいでもう飲み食いも進まないけど、話はまだ尽きないってゾーンに入りますよね。
そういうタイミングで小鉢を出します。
出来たら味の濃いめのものか乾燥したもの。
例えば塩辛とかチーズとか、ナッツ類とかスナック類。話しながらちょこっとつまめる感じのもの。量はちょっとでいいので。
そうしてつまんでいくとアラ不思議!お酒が飲みたくなるではありませんか。
ということで「もう一杯飲もうか」ってことになるんです。
これ、お客様はサービスしてもらったと喜んでくれるし、こっちはドリンクの注文を取れるしでWINWINなんです。
利益率の高いドリンクを注文してもらえるなら小鉢一つくらい何てことありません。
経営者の思考
姑息な手だと感じますか?
もし感じたとしたらそれちょっと、経営者としては✖ですよ。
先ほども言った通り、これはお客様とお店の両者に理があるWINWINの形ができています。
どちらも得ってことです。ならばこれはやるべきなのです。
これ、今夜からすぐできますので是非やってみてください。
客単価がドリンク一杯分上がります。試す価値ありですよ。